■整備事業経営対策WG会議における自動車整備事業活性化方策

<事例 ~1~>岡山県自動車整備商工組合 水島支部

平成30年10月28日(日)

水島カーフェスティバル&秋のマイカー点検教室

<イベントの趣旨>
平成18年度に倉敷ナンバーが導入された際、倉敷ナンバーをよりよく浸透させ地域の知名度向上、ならびに活性化を図ると同時に、自動車ユーザに対する自主的な保守管理意識の向上を図り自動車の点検整備についての知識と理解を広めることを目的に開催。

平成18年~平成27年度まで「倉敷ナンバー記念祭&秋のマイカー点検教室」
平成28年度からは、倉敷ナンバー記念祭の名称を改め、「水島カーフェスティバル&秋のマイカー点検教室」に変更。

水島カーフェスティバル&秋のマイカー点検教室 フライヤー
※画像クリックで拡大表示します
<会場>
ザ・ビッグ連島店大駐車場
岡山県倉敷市連島町鶴新田1140-1
<イベント時間>
9時30分 ~ 16時30分
<参加会員>
支部会員40名  一般20名



水島支部 木下会長より開催の挨拶
支部独自のイベントを通じて点検教室を開催しているのは、全国的に見ても少ないのではないかと思います。(木下会長)

このイベントの開催にあたりチラシを作成し水島地区に新聞折込み、又FMラジオを通じて1日2回CMで呼びかけ、会場ではイベントを通じて午前11時から13時まで点検整備の必要性・重要性を生放送により呼び掛けている。
来場者数も年々増え続け、2,000名を優に超えている。


イオン系スーパーマーケットとホームセンターが併設されているショッピングセンターの大きな駐車場の一部で開催。
当日は晴天に恵まれ、多くの方が朝早くから来場していた。

会場の広さは駐車場全体の1/4程度で、
新車の展示、岡山県警のパトカー、白バイのほか、自衛隊の特殊車両の展示もあった。



てんけん教室では、若者から年配者まで
多くの方が熱心に説明を聞いていた。
点検教室受講者 250名
受講用車両 5台
1台あたり6名~7名で、20分/回で実施。

<以下、参加者への配布資料>
1.衝突安全性能評価(自動車事故対策機構発行)
2.My Car Hand Book(日整連発行)
3.点検整備・警告等説明資料(支部会発行)
4.点検整備チェックシート(国交省発行)
5.点検整備アンケート(中国運輸局発行)
6.点検整備アンケート(支部会発行)
7.定期点検・車検パンフレット
(岡山県自動車整備振興会・商工組合発行)
8.プロによる点検整備の重要性編(日整連発行)


以前は、ステージの組み立て等、別途費用が掛かっていたが、数年前から会員事業者の顧客運送会社から調達したトラックを貸与頂いているためコスト削減に繋がっている。
ステージとしての機能も十分で、和太鼓、舞踊(地元の少林寺拳法、フラダンス)、カラオケなどの出し物があり、1日を通して盛り上っていた。

ステージ前の広場では、じゃんけん大会や白バイのデモンストレーション走行も開催されていた。


警察・自衛隊の車両の展示にも多くの家族連れが集まり、子ども用の制服を着せ、撮影する方々で大いに賑わっていた。

ステージでは、交通課の担当者が岡山県下の交通死亡事故数の説明と点検整備の重要性の説明を行い、参加者に安全運転を呼び掛ける場面もあった。

このほか、屋台の出展やキッズコーナー、ぬりえ、ペーパークラフトの特設コーナーなどもあり、全て支部会員や地元の方の協力で実施していた。